彗 星 小 話 実はもうすぐ肉眼で見ることのできる彗星がやってきます。(*)そこで彗星についての小話をひとつ。 皆さん彗星に尾っぽがあるのは知っていますか? 知らなかった人は右の彗星の絵を見て今知ってください(笑)この絵を見たとき彗星はどの方向に進んでいると思いますか? 感覚的に尾っぽの反対方向(右上から左下)に進んでいると考えたくなりませんか? それは「進行方向の逆側に尾っぽができる」という視覚的常識があるからでしょう。 漫画でも、進行方向の反対側に効果線が引かれますよね。こんな感じで(この人は右側に走っている))が違うんです。必ずしも進行方向と逆側に尾っぽができるとは限らないんです。ではどこにできるのでしょう? 答えは太陽のある方向と逆側に出るんです。 太陽から彗星に向かって「太陽風」というものが出てるんでうが、これが彗星と反応して尾っぽができているのです。太陽風は彗星に当たると反応して光るんですね。 だから、進行方向に尾っぽが出てることもあるんですよ。 *やってくる彗星は2つあり、それぞれ「リニア」「ニート」という名前がついています。5月下旬〜6月上旬にはこの2つの彗星の共演が見られるそうです。 上の話を図で表すと
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