カシオペア「あら、フェニキアの国の女王様ご無沙汰しておりますわ。」

フェニキア女王「カシオペアの奥さん今日はお招きいただき光栄ですわ。アンドロメダちゃんお誕生日おめでとう。」

アンドロメダ「ありがとう。」

フェニキア女王「それにしてもアンドロメダちゃん、きれいになったわね。」

カシオペア「でしょ、私に似ましたのよ。もう、いろんな国の王子に声をかけられて困っておりますのよ。おほほほほ。」

――そんなこと、ナイ、ナイと手を横に振るケフェウス王――

フェニキア女王「まあ、それはたいへんねぇ。」

カシオペア「ほ〜んと、この世の中でアンドロメダちゃんより美しい者なんているのかしら。」

フェニキア女王「でも、あの海の妖精ニンフたちの美しさにはさすがにかなわないんじゃない?」

カシオペア「あら、奥様。あんな娘(こ)達と一緒にしないでいただきたいわ。世界で一番美しいのはアンドロメダちゃんよ。アンドロメダちゃんのほうが100万倍も美しいわ。」

――やれやれ、とあきれ顔のケフェウス王――

フェニキア女王「へぇーーーー、そうですの。それは失礼いたしましたわ(怒)」

フェニキア女王もカシオペアの自慢話に痺れを切らしたのか去っていってしまいましたとさ☆

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